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育休を連続して取得するには、いつまでに妊娠すればいいの?
育休取得期間によって、時期が異なるよ!
次の妊娠を望んでいる場合、育休を続けて取得する選択肢も考えますよね。
でも、
- 1歳で復帰予定だと、いつから妊活を始める?
- 育休延長中だけど、いつまでに妊娠がわかれば連続取得できる?
- 実は産休と育休の期間について、よく理解していない…
と、産休・育休の制度を理解していないと、具体的な妊娠時期を考えるのは難しいです。
そこで、この記事では「いつまでに妊娠すれば連続育休を取得できるか」を具体的な日時を用いて説明しています。
妊娠時期の目安としては、
- 育休取得中は、一人目が生後4か月ごろ
- 育休を半年延長した場合は、生後10~11か月ごろ
- 育休を1年延長した場合は、生後1歳4か月ごろ
までに妊娠をすると、連続して育休を取得可能※です。
※妊娠のタイミングは個人差があります。あくまでも目安として参考にしてください。
本章では1月1日に出産した場合を例に、具体的な日程で解説しているよ!参考にしてみてくださいね。
もくじ
育休を連続して取得するために必要なこと
まずは、育休を連続して取得するために必要なことを解説していきます。
- 産休と育休について
- 育休を延長するには
- 育休を連続して取得するには
基本的な知識をおさえたら、以降の具体例が理解しやすくなるよ♡
産休と育休の期間について
産休と育休の対象となる期間はとても大切なので、簡単に解説します。
【産休】
出産前の準備期間とする「産前休暇」が出産予定日の6週間前から
出産後の身体の回復期間とする「産後休暇」が出産翌日から8週間まで
【育休】
育児休業は、産後休業が終わった翌日から子どもが1歳になる前日まで
理由がある場合は、子どもが2歳になる前日まで延長できます。
育休を延長するには
育休は上記で解説したとおり、産後休業が終わった翌日から子どもが1歳になる前日までが対象です。
しかし、保育園に入れずに職場復帰できない場合は、育休を半年×2回まで延長することができます。
延長する際には、保育園に入れず仕事が復帰できないことがわかる証明書(不承諾通知)の提出が必要。
仕事に復帰したくない!子どもと一緒にすごしたい!といった理由で延長することはできません。
育休を連続して取得するには
連続して育休を取得するためには、育休が終わる前までに産前休暇が始まっている必要があります。
これは保育園に入れない理由で、育休を延長している場合でも同様です。
ここからは、いつ頃妊娠すると育休中に産休が始まるか?具体的な例をあげて解説するよ!
育休を連続取得するための具体例
ここからは、育休を連続して取得するための具体例3パターンを解説していきます。
- 一人目の育休取得中に妊娠
- 一人目の育休を半年延長中に妊娠
- 一人目の育休を1年延長中に妊娠
わかりやすいように2023年1月1日に出産した例で計算しています。
個人差があるものなので、実際の日付と異なる場合があります。
ご自身のタイミングにあったものを参考にしてね♪
①一人目の育休取得中に妊娠
【一人目の育休を1年取得する場合】
二人目の育休を連続でとるためには、一人目の子どもが1歳1か月までに出産する
一人目の育休を取得中に、二人目の妊娠が発覚。
2023年1月1日に出産した場合
育休は子どもが1歳の誕生日を迎える前日の2023年12月31日まで。
12月31日に産前休暇がスタートしていれば連続して取得できるので、12月31日の6週間前である2024年2月11日が出産予定日までOK。
②一人目の育休を半年延長中に妊娠
【一人目の育休を半年延長する場合】
二人目の育休を連続でとるためには、一人目の子どもが1歳7か月までに出産する
一人目の育休を取得し、子どもが1歳になるときに保育園に入れずに職場復帰できず延長。
職場復帰できずに、育休を半年延長している中で、二人目の妊娠が発覚。
2023年1月1日に出産した場合
育休は子どもが1歳になる前日の2023年12月31日までで、半年延長し2024年6月30日までが期限。
6月30日に産前休暇がスタートしていれば連続して取得できるので、6月30日の6週間前である2024年8月10日が出産予定日までOK。
③一人目の育休を1年延長中に妊娠
【一人目の育休を1年延長する場合】
二人目の育休を連続でとるためには、一人目の子どもが2歳1か月までに出産する
一人目の育休を取得し、子どもが1歳になるときに保育園に落ちて職場復帰できず延長。
半年延長して1歳6か月で保育園に申し込むも落選。
さらに半年間延長している中で、二人目の妊娠が発覚。
2023年1月1日に出産した場合
育休は子どもが1歳になる前日の2023年12月31日までで、半年+半年延長し2024年12月31日までが期限。
12月31日に産前休暇がスタートしていれば連続して取得できるので、12月31日の6週間前である2025年2月11日が出産予定日までOK。
連続育休を取得できるのはいつまでかを説明したよ!ここからは、妊活を始めるタイミングについて解説します✨
連続育休を取得するために、いつから妊活始める?
ここまでは育休を連続して取得する3パターンの具体例を上げました。
ここからは、連続育休を取得するためにはいつから妊活を始めて、いつまでに妊娠すればいいのかを具体的に解説していきます。
- 一人目の育休取得中に妊娠
- 一人目の育休を半年延長中に妊娠
- 一人目の育休を1年延長中に妊娠
①一人目の育休取得中に妊娠
2024年2月11日が出産予定日になるには、最終月経が2023年5月7日(周期は28日で計算)
周期は人それぞれ異なるので、ざっくりと一人目の子どもが4か月のときに妊娠する必要があります。
・WHOのガイドラインでは、前回の出産から最低でも18か月、理想は24か月開けることを推奨しています。
・産婦人科では産後1年ほど開けるように案内している病院が多いです。
・1人目を帝王切開で出産した場合は、最低でも1年は空ける必要があります。
無理をして早く妊娠してしまうと、早産や流産が起きる可能性もあるので注意が必要!
②一人目の育休を半年延長中に妊娠
2024年8月10日が出産予定日になるには、最終月経は2023年11月4日(周期は28日で計算)
周期は人それぞれ異なるので、ざっくりと一人目の子どもが10~11か月のときに妊娠する必要があります。
③一人目の育休を1年延長中に妊娠
2025年2月11日が出産予定日になるには、最終月経は2024年5月7日(周期は28日で計算)。
周期は人それぞれ異なるので、ざっくりと一人目の子どもが1歳4か月のときに妊娠する必要があります。
連続育休を取得するときの問題点
ここからは、連続育休を取得する場合に、考えられる問題点について解説していきます。
- 一人目の育休取得中に妊娠
- 一人目の育休を半年延長中に妊娠
- 一人目の育休を1年延長中に妊娠
連続して取得したくても、条件を満たしていないと取得できないよ!
①一人目の育休取得中に妊娠
いくつか問題点があります。
産後4か月で妊娠する必要があるので、身体への負担が大きいです。
産後4か月の赤ちゃんがいる生活は、頻回授乳や夜泣きなどで寝不足の日々。
その生活のなかで、二人目の悪阻や体調不良に対応しないといけません。
また、産後4か月だと生理が復活していなかったり、母乳をあげている場合もあるので慎重に進める必要があります。
上の子が4月生まれで6月に妊娠した場合、下の子が3月ごろに産まれる可能性があります。
そうすると、兄弟で同じ学年になる可能性も考えられます。
一人目を出産をして、1年以内に二人目を出産することになります。
子どもが小さいときは、ふたりの赤ちゃんのお世話で大変!
二人同時なので、ミルクやおむつ代などの出費がかさみます。
②一人目の育休を半年延長中に妊娠
一人目の育休を半年延長した場合に考えられる問題点は以下の通りです。
- 保育園の申請に落選する必要がある
- 二人同時に保育園に入る必要がある
一人目の育休が終わるときに、育休の延長ができることが条件となります。
育休を延長するためには、保育園に入れなくて仕事に復帰できないという理由が必要。
行政から発行される不承諾通知書(保育園に落ちたことがわかる書類)を、勤務先に提出をして育休延長の手続きをしてもらいます。
一人目の育休を延長したいと思っても、子どもと一緒にいたいから・二人目が欲しいからといった理由では延長できません。
地域によっては、保育園の申請時に積極的に入園したいかどうかを問う欄があるようです。
仕事復帰をする際に、子ども2人が同じタイミングで保育園に入れる必要があります。
二人目の育休を1歳になるまで取得した場合、0歳児クラスと2歳児クラスで入園。
大体が年度途中の入園となるので、激戦区の場合は保育園が決まらない可能性も。
入園枠が多い4月募集に申請する場合は、二人目の育休を途中で切り上げて仕事復帰をすることになります。
0歳児クラスは入りやすくても、1~2歳児クラスは難しい…
最悪二人目も2年間育休を取得する可能性も💦
③一人目の育休を1年延長中に妊娠
一人目の育休を1年延長した場合に、考えられる問題点は以下のとおりです。
- 保育園の申請に2回落選する必要がある
- 復帰時に二人同時に保活する必要がある
一人目の育休を2回延長する必要があります。
1回目は1歳になるタイミング、2回目は1歳6か月になるタイミング。
この場合も、保育園に入れなくて仕事に復帰できないという理由が必要です。
行政から発行される不承諾通知書(保育園に落ちたことがわかる書類)を、勤務先に提出をしてその都度延長の手続きをしてもらいます。
居住地によっては、保育園に落ちることが難しい場合もあるよね。
仕事復帰をする際に、子ども2人を同じタイミングで保育園に入れなければいけません。
大体が年度途中の入園となるので、激戦区の場合は保育園が決まらない可能性も。
入園枠が多い4月募集に申請する場合は、二人目の育休を途中で切り上げて仕事復帰をすることになります。
どちらか一人だけ保育園が決まった場合でも、仕事復帰は必須。
もう一人は認可外やシッターなどを利用して、預け先を探す必要がでてきます💦
【経験談】一人目育休を2回延長して連続育休を取得したケース
私は一人目の育休を2回延長して、二人目の産休・育休を取得しています。
二人目が1歳のときも保育園に落選し一度延長をしているので、現時点で育休4年目に突入しました。
二人目の妊娠がわかったのが、2022年12月。
一人目の1歳時4月入園を目標に、保育園に入園申請を出した後でした。
もし保育園が決まった場合は4月に復帰をして、7月から産休に入る予定でしたが、一次選考で落選。
上司と相談をした結果、復帰せずに育休を延長することになりました。
復帰したとしても、勤務できる期間は2~3か月。
この短期間での復帰に、お互いメリットはないという結論に。
連続育休を考えている方へ
連続育休を取得するのはいいけど、復帰後どうなるの?
連続育休を取得したときのデメリットって?と連続育休を取得することに不安もありますよね。
もし、連続育休から復帰した後の経験談を知りたい方は、こちらの記事に詳しく書いています。
関連記事:【経験談】連続育休を4年取得した私が復帰後に直面した辛い現実
連続育休を取得するメリット・デメリットを知りたい方は、こちらの記事にまとめています。
関連記事:連続育休のデメリット・メリット 育休3年取得も後悔なし【経験談】
そのほかにも育休に関する記事があるので、経験談を知りたい方は見てみてね!
まとめ
この記事では、連続育休を取得するためにいつまでに妊娠をすればいいのか?妊活のタイミングについて解説をしました。
二人目を妊娠するタイミングは、
- 育休を取得中は、一人目が生後4か月ごろ
- 育休を半年延長した場合は、一人目が生後10~11か月ごろ
- 育休を1年延長した場合は、一人目が生後1歳4か月ごろ
が目安となります。
ただし、周期によって個人差があるので、必ずではありません。
あくまでも参考として、ご自身で計算していただくようにお願いします。